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新築などでガスの利用を開始する際、ガス管や給湯器等のガス器機の購入とそれらの設置工事を行う必要があります。 都市ガスの場合は利用者が購入費用・工事費用を全額一括で支払うのですが、プロパンガスの場合はほとんどがガス会社負担となっています。 これを無償貸与と言います。
しかし、この無償貸与、実際は無料ではなく、15年の契約期間がある貸付(リース)となっていることが大半です。 ガス会社は15年かけて負担した工事費用等を減価償却していくのです。 この時、減価償却が終わるまで購入した給湯器・配管や工事費用はガス会社のものという扱いになります。
これだけならよいのですが、実はガス会社はこの負担した費用を毎月の料金に分割して上乗せしているのです。 つまり無償貸与は、一括でないだけで、実際には利用者が支払っているのです。 もちろん、ほとんどのガス会社はこのことを利用者には言いません。
さらにこの上乗せ分、正確に分割されているわけではなく、ガス会社が概算で決めています。 また仮に払い終わったとしても、その分が安くなる事は滅多にありません。 そのため、負担してもらった額を超えて払い過ぎてしまう可能性があるのです。
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ご自宅の料金を確認しましょう
このように払い過ぎの可能性があるため、まずはご自宅の料金が適正な水準かどうかを確認する必要があります。
こちらのページでプロパンガス料金の計算方法について詳しく解説しています。
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