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プロパンガスに関する単位はいくつも存在する!
給湯器などのガス器機で消費量がkw(キロワット)で書かれているものがあります。 しかし、プロパンガスの検針票での使用量の単位は㎥(立方メートル)で、単位が異なります。 そのためそういったガス機器の消費量を知るためには単位を変換してあげる必要があります。 そこで今回は、プロパンガス使用量についての様々な計算方法をご紹介致します。
このページで出した使用量をもとに、料金を計算する方法は、プロパンガス料金の計算方法のページでご紹介しています。
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それでは最初に、冒頭でご紹介したkw(キロワット)から㎥(立方メートル)への計算方法をご紹介します。
このkw(キロワット)から㎥(立方メートル)にする計算には、もう1つkcal(キロカロリー)という単位が必要です。
まず、1kwをkcalで表すと860kcalとなります。
次に、プロパンガスは1㎥あたりに約24,000kcalの熱量を持っています。 kwも㎥もkcalに変換してあげることで単位が共通になりましたね。
プロパンガス1㎥をkwで表すには、24,000kcal(1㎥)を860kcal(1kw)で割ってあげればよいのです。すると、
24,000kcal(1㎥)÷860kcal(1kw)=約27.9kw/㎥
となりました。つまり、プロパンガス1㎥では27.9kwになるということです。 逆に、1kwが何㎥になるかを計算するには、860kcal(1kw)を24,000kcal(1㎥)で割ってあげればよいのです。すると、
860kcal(1kw)÷24,000kcal(1㎥)=約0.036㎥
となりました。つまり、プロパンガス1kwの消費量は0.036㎥分ということになります。
㎥⇔kcal | ㎥⇔kw | kw⇔㎥ |
---|---|---|
1㎥=24,000kcal | 1㎥=27.9kw | 1kw=0.036㎥ |
ここで例として、消費量が30kw/h(1時間に30kw消費する)の給湯器のプロパンガス使用量(㎥)を考えてみましょう。 この場合の使用量(㎥)は(860kcal(1kw)×30)÷24,000kcal(1㎥)=0.85㎥/hとなります。 つまり、この給湯器を1時間使い続けるとプロパンガスを0.85㎥使用する計算になるということです。
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それでは次に、プロパンガス1㎥あたりの重さ(kg)がいくらかを計算する方法をご紹介します。
プロパンガスの主成分はプロパンとブタンです。この2つを混ぜてガスボンベに詰めているのがプロパンガスです。 そして、それぞれ1kgで何㎥になるかが下記の表です。(全国平均気温である14.9度時)
プロパンガス | プロパン | ブタン |
---|---|---|
0.458㎥/kg | 0.502㎥/kg | 0.355㎥/kg |
1㎥あたりの重さは、1㎥を上記の数字で割ってあげることで算出する事が出来ます。
1㎥÷0.458㎥/kg=約2.18kg
これがプロパンガス1㎥あたりの重さとなります。
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