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液化石油ガス法改正による影響とは?

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液化石油ガス法改正による影響は?

新規プロパンガス事業者参入の簡易化

液化石油ガス法(液石法)改正により、プロパンガス会社の新規参入が大幅に増えました。 この法律の改正によって、最も大きな影響が出たのは新規参入の壁が低くなった事です。

液石法改正前のプロパンガス業界は閉鎖的で、新規参入がほとんどない業界でした。 また多くの事業者が他社と競争することをやめ、高い料金単価の維持に努めていました。 そこに液石法改正が実施され、多くの新規事業者が参入を始め、多くの会社が他社との価格競争を行うようになったのです。

液化石油ガス法改正のメリット

プロパンガス料金の下落

液石法の改正、特に14条の改正により行政は、プロパンガス市場の料金透明化による企業間競争の発生を期待しました。 企業間で競争が起これば価格は下がり、消費者はその恩恵を受けることが出来ます。

その狙い通り関東圏のプロパンガス料金の相場は年々引き下げられています。 しかし、関東圏でもまだまだ高い料金設定を行っている企業は多く存在し、関東圏以外では競争自体があまり起こっておらず、法改正の効果は行政が期待したレベルにはありません。

こちらのページでプロパンガス料金の相場について詳しくご説明しています。

液化石油ガス法改正のデメリット

ブローカーの出現

法改正による影響は良い面だけではありません。 今回の法改正で想定していなかったデメリットも存在します。それは切替専門に行うブローカーの出現です。 自由な料金を設定する事ができるプロパンガス料金の仕組みを逆手に取り、勧誘時に安い料金を提示して、切替後に値上げを行う詐欺まがいな営業が流行しています。 多くのプロパンガス会社は今まで、法律に守られ閉鎖的に経営を行ってきたのですが、新進気鋭の会社の参入によってどんどん顧客を減らし、営業力の無い彼らはブローカー頼らざる終えない状況に陥ってしまったのです。 しかし、近年ではこういったブローカーから消費者を守る動きも見られるようになりました。

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