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従量料金は使用量に応じて発生する料金
毎月のプロパンガス料金は、基本料金と従量料金とに分ける事ができます。 その中で基本料金はプロパンガス使用の有無にかかわらず毎月固定で発生する料金、 従量料金は使用量に応じて発生する料金の事です。 そして、従量料金は従量単価と使用量を掛けあわせる事で算出できます。
従量料金(円) = 従量単価(円) × 使用量(㎥)
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従量単価の高さが節約の最重要ポイント!
従量料金は従量単価と使用量を掛けた料金です。 そして、毎月のプロパンガス料金の大半は従量料金が占めています。
つまり、従量単価が安ければ毎月の請求額を大幅に安くする事が可能なのです。 逆に、従量単価が高いと、いくら使用量を抑えても請求額は安くなりません。
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従量単価はご家庭ごとにバラバラ!
プロパンガスの料金、従量単価と基本料金はプロパンガス会社が自由に決めることができます。 公共料金である都市ガスとは異なり、基本料金、従量料金それぞれをいくらにするかはガス会社の裁量次第なのです。 そしてその従量単価の料金帯はガス会社によって250円〜750円くらいまでと大きな幅があります。 ちなみに、一戸建ては従量単価も基本料金も比較的安く、アパート・マンションなどは高い傾向にあります。
また同じプロパンガス会社でも、ご家庭ごとに従量単価が異なる事もあります。 「お隣さんと同じガス会社と契約しているのに、うちの従量単価のほうが○○円高い!」なんていうことが起こるのです。 なぜ同じガス会社なのに従量単価が異なるのでしょうか。その理由は、プロパンガス料金の決め方にあります。
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従量単価は時期や地域、建物の種類によって決められる
プロパンガスの料金は、プロパンガスの輸入価格や為替レート、充填や配送にかかる費用などから計算され決められます。 そのため、輸入価格が高い時期に契約を始めた場合や山間部など配送が効率的に行えない地域にお住まいの場合は、そうでない時期や地域と比べて料金が高くなることがあるのです。
ここで問題となるのは、輸入価格が高い時期など高い料金で契約を開始された場合、その後もずっと高い料金が続くという事です。 輸入価格が理由で高い料金だったのであれば、輸入価格が下がった時に値下げが行われるべきです。 しかし大抵の場合、輸入価格が下がっても値下げされることはありません。 ほとんどの消費者は輸入価格の変動について知りませんから、ガス会社としては「消費者から言われるまでそのままにしておこう」と考えるわけです。
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全国の従量単価相場は523円
従量単価の高さは各家庭で異なりプロパンガス節約のポイントとご説明しました。 それでは、その従量単価の平均はいくらなのでしょうか。
なんと従量単価の全国平均は523円というかなり高い水準なのです。 しかし、プロパンガス会社によって250円〜750円くらいまでと大きな差があるのが現状です。
そしてプロパンガス消費者センターでは、この全国平均を消費者を無視した不当に高額な単価であると認識しています。
次のページでは、プロパンガス料金の計算方法についてご説明します。
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